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水害・地震・大雪・津波・など災害によって、対応が全然違うよ。
その時、人が何をやったかじゃなくて、これから何をやるべきかを考えた方がいいよ。
災害の時にどうやって動けるネットワークを作っておくかが一番大事なんですよ。
考え方はいろいろあると思いますが、地域で起こりうる災害に対して、各地域で先ず防災計画を作ること。JCが素案を作って、それを、災害専門のNPO団体だとか、NPOサポートセンターだとか、行政だとか、消防だとか、消防団だとか、青年団だとか、そういう人達に声をかけ、賛同いただける人たちでまず話し合って防災計画を作り上げること。そして隣接しているところと防災協定とまでは行かなくても、共助の気持ちでお互いがんばりましょうよといった感じで手を結ぶことです。なぜ隣接しているところと手を結ぶかというと、それをすることで、単体では離れていても、点を線で結んでいけば、全てが線で結ばれるわけでしょ。それが必要なんですよ。
災害に対しては、まず、被災地に行って困っていることをすればいいんだよ。JCは地域のリーダーだって言っている訳だから、そこでリーダー的な活動をすれば良いだけでしょ。普段のJC活動そのものが、マニュアルなんだよ。それの延長線上で災害に関する活動をすれば良いだけで。特殊な技術を持っている団体は別として、自分たちには、災害に関する特殊な技術なんか無いでしょ。だけど俺たちには、JCや、会社で培ったリーダーシップだとか、組織を統制する力だとか、人を使う技だとかがあるわけだから、それを生かしていけば良いんだよ。
最初に言った地域の防災計画の中に、その段取りを盛り込んでいけばいいんだよ。誰かが呼びかけなきゃいけないんだけど、JCだけでやったらただのマスターベーションで終わってしまうので、JCがコアになって働きかければいいんだよ。なぜJCがコアになるかというと、JCにはもともと23のネットワークがあるわけでしょ。志を同じくするものが相集ってるわけでしょ・・本当はね。そのネットワークをつないでいけば、自然と県内全てが結ばれるわけでしょ。それを県単位で結んでいけば、何も苦労せずに北陸信越地区のネットワークが出来るわけでしょ。
だからやるべきことは、もう一度地域の防災計画を見直すということと、県内のネットワークをつくっておくこと。様式やマニュアル的部分はあらかじめ防災計画の中で準備しておくものだから、そんなものは出来上がってくるわけで、そこで大事なものは、地域の中、隣の地域で災害が起きたときにどういう体制でどう動くかということを、集まって話し合っておくこと。共助の気持ちを持っているならば、違うエリアであってもお手伝いに行くとか、そういう実践を積み重ねていって、自分たちの組織を実践可能な組織に作り上げていくこと。基本的に動いていく事。それしかない。
JCは地域のリーダーだとか、明るい豊かな街づくりだとか言っているにも関わらず、いざ今回のような災害が起きた場合に、地域のコアな存在になれるかって言うと、かなり厳しいと思う。でもコアな部分を追求しないのであれば、いっそのこと何もしないほうがいい。だって特殊な技能を持つわけでもなく、コーディネート能力だけが少し長けていると信じているJCには、コアな部分でコーディネートするしかないじゃないですか。だから自分たちがコアな存在になって、その地域の防災計画を作って、それを隣接する地域とネットワークでつないでいくしかないでしょう。
何故、コアな部分にならなきゃいけないと言うと、我々JCが持っている能力と、我々が地域で果たさなきゃならない役割というものを比べた場合、足りていればいいんだけれども、果たすべき役割を必要とされている時に、水害を例にとるとJCの仕事はスコップを持って泥かきをする事ではないですよ。どっちかというと1500人のボランティアをより有効に、被災者の人達にもより平等であり有効にコーディネートできるかを考える方が得意なわけでしょ。水害でボランティアセンターが立ち上がる時に、見附の理事長と三条の直前理事長に「とりあえずいいから副本部長になっときな」って私が言ったんですよ。何故言ったかというと、福井や全国の理事長が電話をくれた話を総合すると、私たちの能力はやっぱりそこで生かすべきだろうと思ったからで、行政、社協、PTA、NPO、住民の人達と絡んでいくために、そこでコアな存在であり続ける必要があるんじゃないかと思ったんですよ。
水害の時には、ボランティアセンターのほかにボランティア本部というものがあるなんて知らなかったんですよ、お恥ずかしい話。実際、ボランティアセンターでは資材が足らなくてお金を出して買っているのに、災害対策本部にいったら、それらがストックされていて余っていた事実があり、これは、ボランティア本部と災対本部と行政と県と一緒にやらないと相対的な満足のいく形にはならないな、JCがそれをやらなきゃいけないなぁと感じました。そこで地震の時には、ボランティア本部の中越センターにJCも入って、行政、社協、NPOと協働でやることによって災害対策本部にある物資や、現地のボランティアセンターにお金や物資の情報を教えてあげることができた。やっぱり行政と組むということが何事にも不可欠なんですよ。その意味では、今回の地震の時に民間がボランティア本部に入ったという事は、非常に意味のあることなんですよ。まだまだ絶対的な満足感は得られてないですが、スタート地点に立てたということで、これからなんですよ。
地域の防災計画もいろんな団体に声をかけて、賛同してもらえる方々で話し合いを持つことが、まずスタート地点なんですよ。
県では「新潟県防災安全立憲宣言」作成を目指しているみたいで、懇話会に参加しているんですが、はたしてビジョンを決めることが仕事なのかということですよね。まず動ける仕組みを作ってあげなくて、ビジョンだけ作ってもどうにもならないと思うんですよ。JCはそんなビジョンを作るよりも、行動するんでしょ、活動する団体なんでしょ、若者なんでしょ、だから机の上で考えているよりも、出来ることといったら、その地域間をどう結び付けていくということを模索していくという方が、JCらしいよね。
だけど、非常時の対応は、何かを捨てないと出来ないよ。仕事や家庭を捨てて使命感に燃えてやらないと絶対に出来ないよ。
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