7・13水害、中越地震発生後の活動記録

社団法人  長岡青年会議所 インタビュー

直前理事長  早川 博文 君

 

内容

 

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7・13水害発生

 

 

 

水害後、714日がたまたまブロック会員会議所会議があり、まず我々は何をしなければならないか調査することになった。そして現状の把握をする事になり、山岸ブロック会長からの調査後の指示を待つと言う事に会議でまとまる。ブロ長が燕三条ボランティアセンターへ向かう。長岡はその時点では被災が比較的に少なかったので、我々長岡JCは、最初見附に向かう。見附の目途が付き718()中ノ島現地へ向かう。役場は震災の中心部にあり役場としての機能ができない状況だった。仮設役場の災害対策室へ向かう。しかし、役場の人は震災の対応に追われ、我々と話をする時間、ニーズの確認する時間さえない状況だった。ブロックと連携し、他のボランティア団体と共に中之島ボランティアセンターを立ち上げ、復旧作業ボランティアに携わる。我々ができることとして、復旧作業で手一杯のご家庭で、小さな子供達の一時託児所としてケアをしてあげることができないかと考えた。長岡の被災地域の子供達を8月のお盆に集めてイベントを行うことを考えたが、現地では水害の影響で地域の祭りを中止にしておきながら、他団体の提案の祭り企画を受け入れることはできないという状況だった。時期をずらし、クリスマスに行う計画があったが、震災で中止になった。

 

 

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中越地震発生

 

 

 

まず実態の把握に努めた。幸いに、中心市街地メンバーの被害は軽微だった。25日に専務理事と事務局を確認後、被害の大きかった東山周辺地域の状況を視察。メンバーの被害状況から、組織としてはしばらく活動せず、個々が先ずは自分の身辺整理をする様連絡を取った。ちょうど総会開催が間近であり、安否確認の為、予定通の開催を考えたが、「非常時に総会なんてどうでも良い」というクレームが多数有り断念。

111日長岡の災害ボランティアセンターに入り6日ぐらいから動き始める。主に炊き出し、市のボランティアセンターではJCはニーズ調査を行った。その中で、水害と震災の質の違いを感じた。水害では一つの場所にたくさんの人を必要としたが、震災はそうではなく、家屋の倒壊など危険度にも違いがあり、結果できることにも違いが出た。当初、水害と違い、肉体労働のボランティアにニーズが少なく、ボランティアにきた人達のフラストレーションは溜まっていた。そういった人達の為にボランティアのための職探しを行った。ようやく11月後半、仮設住宅が立ち始めたので、組織的ボランティアとして、(仮設住宅などへの引越しの手伝いを行う) 仮設住宅の方への心のケアとしてのイルミネーション企画を行った。

 

 

 

教訓

□ 初動体制をどう取れるかが重要

□ 震災時は、水害時の中ノ島ボランティアセンターの経験が役に立った。

□ 中越ボランティアセンター(山岸)県の直轄機関は、各地区ボランティアセンターの連絡・調整役として機能した。(ニーズ・ボランティア処理など)様々なエリアにまたがっている今回の震災の場合、統括する機関が必要であった。中越ボラセンが行ったことによりロスは少なくなったと思われる。

□ 被災地の専務理事などに携帯電話などへ連絡が集中し、対応におわれ、一番働かなければならない人が、他の作業ができなくなってしまう状況があった。それを代行したのが、中越ボラセンである。被災ロムではなく、まずブロックが対応するという順番が整理につながった。ボランティアに来た人の中には目的・思いは一緒でもやり方が違う状況があり、現地の対応として、非常な決断を迫られる部分があった。

□ 小千谷でも当初は、一般家屋倒壊などの社会的弱者を優先された。個人事業主など、住宅件・店舗はどちらにあたるのかが難しく、事業主へのボランティアはできなかった。震災の場合、ボランティアの人に万が一にも怪我をさせるわけにもいかず、保険も含め、危険地区へは素人が手助けをできない部分があった。

□ 地区によって、青年会議所に求められているものも違い、長岡地区が行政からのコネク

ションが少なかったことは小千谷との違いとされる。小千谷には被災を受けたにもかかわらず、自分のことよりも復興やボランティアセンターを立ち上げなければならない苦汁の決断があった。

□ JCは、他団体には無い得意分野としてイベントの仕掛けがある。

 

今後どのような活動をしていく必要があるか

<提案>

□ 被災後の初動体制を決めたい

   @ 被災24時間以内に現地を取り囲む理事長どうしのネットワークを確立する

   A 48時間以内にブロック内全ロムで…。

   B 読めばできますというマニュアルが有っても、機能しないであろう。

<これからのJC

□ 万が一震災が再び起こった時に、山岸ブロ長や、宮崎直前のような人がいてくれるとは限らないし、非常時での片寄ったメンバー体制による犠牲者を軽減する為のシステムを用意したい。今後の、もしものために標準化されたシステムが初動時に役立つと思う。

□ まさかの時の為にも、平常時の横の繋がりを大切にしてもらいたい。