中越地震発生後の活動記録

社団法人  十日町青年会議所 アンケート

直前理事長   富澤肇 君

2004年度専務理事 山田努 君 君


内容

 

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中越地震発生

 

 

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十日町社会福祉協議会がボランティアセンター立ち上げ準備

 

 

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十日町社会福祉協議会が中心となって立ち上げたボランティアセンターへ行き、JCは主に総務関係の仕事を手伝った。同時にボランティア団体が3団体入ってきた。

 

 

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・第一に十日町JCメンバーとそのご家族の安否確認

・避難所をまわりボランティアニーズ(被災者が要求している物資・支援等の聞き込み)の聞き取

り調査を開始。ボランティアセンター内では、主に道の案内、車の手配、地元よろず相談所を始める。

 (地元よろず相談所)・・・多くのボランティアは被災地に遠方から来てくれる人達であり、気軽に被災地の分からない事を相談できる窓口を作った。

・各地LOMによる炊き出し支援の調整、割り当て避難所への案内・サポート。

 

 

27〜

・各避難所のニーズ調査を元に、支援物資の支給

・他LOMからの炊き出し支援の調整、各避難所への案内

・ゴミ収集

・支援物資の一時的な確保場所の提供

 

 

問題点・課題

(その1・JCとして)

JCメンバーの携帯電話のメーリングリストがまだ出来ておらず、安否確認やボランティア作業内容等の連 絡ができなかった。(安否確認はFAXで行った)

23日後にLOMメンバーが災害掲示板を作成。同時に登録制のメーリングリストも作成し、PC・携帯の両方で使えるようにした。これにより誰が、どこで、どの様に行動しているのかリアルタイムで把握できた。

□外部ボランティア団体と社会福祉協議会の間に入り、調整役になった。

□有事に備え日頃から社会福祉協議会と連絡を取り合う。

LOM内で車の手配を行ったが、空いている車(主に荷物を積めるトラックなど)は集まらない。

災害時で威力を発揮するトラックやバンなどは、復旧活動で使用していて集まりにくい。

□ゴミの収集は重要な問題である。(主に避難所から出るゴミ)ボランティアにはバンやトラックなどの、より多くの物を乗せることができる車が良い。

課題は、上記事項と行政の受け入れが間に合うかどうか。

□ボランティアセンター立ち上げのノウハウを覚える事ができた。LOM内で周知徹底を図りたい。

例えば、例会やその他の事業で研究する。日本・地区・ブロックなどと協力する。

□我々はこの震災における教訓を今後忘れてはならないし、これからも伝えるべき役割がありその様な活動もすべきである。

 

□行政が受け付けられない物資を一時保管した。行政も受け入れが間に合わない。

□各業種別に活動する方が、効率的に動けて良い。これは、異業種集団JCの得意分野。

 

□今回の地震の場合は、被災地JCメンバーも皆(ほとんど)が被災者である。重要事項でも瞬時の判断は難しい。

□個々の事情でボランティアに参加できないメンバーも多い。その様なメンバーへの配慮も重要。

特にライフラインに直結している職業のメンバーは、仕事の対応だけでも間に合わないとの事。

□他LOMからの支援メンバーの一部ではあるが、JCとして活動する事にこだわり一般のボランティアでの受け付けに難色を示す場面もある。

□道路状況の把握は絶対不可欠。遠方LOMからの支援申し入れに対し、適切な順路を説明しなければならない。災害地は通行止が多いためである。可能であれば、地元のメンバーが、目安になるところへお出迎えできればなお良い。

(その2・ボランティアやボランティアセンターの事)

□外部ボランティア団体は団体ごとに手法が違い、時には団体間でのボランティアセンター主導権争いが起こる事もある。

□ボランティア活動において、どこまで行動してよいのか?例えば十日町の例で挙げれば、当初は個人住宅へのボランティアは可能だが、会社や店舗へのボランティアは不可であった。(後に法人関係へのボランティアも可能になった)

□ボランティアセンターの登録ルールがあり、受け付け→作業→作業内容報告と人数に応じては莫大な時間、書類、労力、人員が掛かる。これにより受け付けにいつも行列ができる。

ボランティアの把握・保険等の関係上、致し方ないとの意見もあった。

□支援物資には担当責任者を設ける事は必ず必要である。必要な物・足りている物の把握やニーズによって被災者へ振り分ける作業も効率が上がる。ただしこれはJCメンバーでなくとも良い。

□支援物資は大量に届く。支援物資の置き場所を確保する事は重要である。

ある団体からミネラルウォーター「2リットル×30005000本」の支給申し入れがあったが、行政では置く場所を確保できなかったため、建設業のメンバーの倉庫へ保管した。水だけではなく他の物資も同様に。

□物資は届くが被災者に配りきれない。これは大量の支援物資に対し、配る方のボランティアの数が合わない事に生ずる。しかも被災者にくまなく届けるという事は困難な作業である。

□ボランティアの大半は地元の人間では無いために、少しでもわかりやすい地図を用意する事は大切である。また、ボランティアごとに目的が違うので目的に合わせた地図を。PCで地図編集ができる人などは必要である。

地元ボランティアと地元以外のボランティアが一目で分かるようにしておいた方が良い。十日町の場合、地元のボランティアは赤いガムテープを胸に貼り名前も分かりやすいようにカタカナやひらがなで書いていた。

(その3・被災者として)

□各LOMが支援活動に参加してくれたが、例えば炊き出しにしても、自己完結でなければならないと感じた。被災地に行ってあれが無いこれも無いではお互いに大変な思いをする。筆者は甲府JC・下関JC・燕三条JCさんの炊き出し案内とお手伝いをさせていただいたが、甲府JC・燕三条JCさんの炊き出しは素晴らしかった。自前で食材、調理具、食器等を用意し、後片づけも完璧だったと思う。下関JCさんは被災集落に来たJCメンバーは一人で、食材も主になる食材以外は被災集落に出していただいた。(米や水など)(集落の人には喜んでいただけたが)

□もしインスタント食品などを送ってくれる場合は、コンロや水をセットで送ってほしい。(断水・停電で家の物が使えなかった為)

□衣料関係では、古着はいらない。特に下着類や肌着(シャツ)など結局ニーズが無く焼却処理してしまう事もある。衣料関係物資は新品の物に限ったほうが良い。

□ 消費期限の短いものは、配りきれないうちに期限切れになる事も少なくない。今回の震災は秋だったが、初夏〜初秋の暑い時期は、食料支援にも十分に気をつけなければならない。集団食中毒などがおこると大変な事になる。